啄木忌

昨日4月13日は、石川啄木の命日で「啄木忌」。
小学校の担任の先生が啄木が好きで、授業で短歌を教えてくれた。その影響を受けて、「一握の砂」「悲しき玩具」読みました。昔の文学青年に啄木は必須アイテムだったが、今啄木は読まれるのだろうか。


便所より青空見えて啄木忌

寺山修司の句。

「俳句の変革者たち」青木亮人

会社の帰りに、ふらふらと「ちくさ正文館」へ立ち寄る。この本屋へ行くと必ず知らない本と出会い、衝動的に購入してしまう。今日は雑誌1、文庫2のお買い物。

NHKカルチャーラジオのテキスト「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」(青木亮人)を購入。著者は「その眼、俳人につき」で刺激的な評論を書いたが、本書も好著。子規の俳句革新がどう新しく、俳句がいかに変わったのかを具体的に説明してよくわかる。フーンとうなずくことしきりである。まだ途中だが、楽しい読書ができそう。

 

秋燕の記憶薄れて空ばかり

 

生駒大輔の句。本書の最終ページに載せられている。

 

百句燦燦

塚本邦雄の『百句燦燦』(講談社文芸文庫)をアマゾンで購入。この文庫出た時のことは覚えていたが、その時買ったのか覚えがなく書棚を探してもないので、結局買うことに。塚本邦雄の放出するエネルギーに圧倒される。掲載された俳句は、独特の視点から選ばれているなあというのが率直な感想だが、好きなものは人それぞれの嗜好があるのが当たり前か。

 

ほととぎす迷宮の扉の開けつぱなし

 

『百句燦燦』所収の塚本邦雄の句。

浅田真央引退

本日も雨が降っている。浅田真央が引退を発表。ソチ・オリンピックでは重圧がショートプログラムで彼女を奈落に落とし、フリーでは圧巻の演技をしたものの、集大成とした舞台で6位で終わった。その悔やみが彼女を再度復帰させた要因の一つなのだろうが、1年の休養をしたアスリートに勝利の女神は振り向かなかった。才能があっても、努力をしても、報われないことは人の世にあふれている。だから人は頑張っている人を、応援するのだろう。

華のある美しいスケートをする選手でした。お疲れ様。

 

未来とは常に前方幣辛夷

 

蒲公英

タンポポの黄色い花があちこちに咲いている。家の庭にも鮮やかな黄色をみせているタンポポを発見。タンポポはキク科の多年草で、どんなところにも咲く。か弱げにみえて実は生命力の強い花だ。

そういえば、JRのゲートタワーがこの4月に開業したが、東京日本橋の「たいめいけん」が出店している。この店のおすすめメニューが「タンポポオムライス」。とてもおいしい。

 

タンポポの笑い顔なるオムライス

 

チューリップ

本日も雨である。おかげで一斉に草花が成長をする。知らないうちに家の回りには色々な花が咲いている。わが家の東側には、去年植えた水仙とチューリップが開花。周りに雑草もはえてきたので手入れをして花壇らしくしたい。

花が咲くというのは、なんとうれしいことか。

 

チューリップ喜びだけを持つてゐる

 

細見綾子の句。

沢蟹

散歩から帰ってくると、目の前を小さな蟹が横切っていく。沢蟹である。家の回りには水路があるので、今日は雨でもあるし這い出てきたのだろう。今の家の底地も昔は、水田で工場に使い今は宅地となったもの。我が家の上は休耕田。

山のふもとの田舎すまいだから、小鳥や小動物、虫たちは絶えず我が家を訪れる。

 

春山のどの道ゆくも濡れてをり

 

加藤三七子の句。