青イガ

実家には大きな栗の木が立っており、枝は道路まで届く。今は葉に覆われている。

散歩をすると、道路に青イガが1個転がっている。見上げれば、枝には栗の実がいくつもついている。まだ実は小さいので台風にも落ちない。去年は、雨風で全部落ちてしまった。今年は幾つ残るのだろう。

今日は最高気温となる暑さになるとTVは言っているが、秋の準備はいたるところで始まっている。

 

栗のイガ緑葉の中見え隠れ

台風5号

台風5号が和歌山に上陸して北上を続ける。昨日は電車が止まらぬうち帰ろうと、1本早いのに乗ったが、車内は閑散。皆早めの退避行動をとっている。

娘が帰省の予定だったが、高速バスは運休。帰省は延期するとの連絡入る。やれやれ。

台風の目という。ならば口はあるのか、口笛を吹くように風を送り込んでいるのか。はたまた、大口を開けて吠えるような声で哄笑しているのか。

 

台風は大口あけて通り過ぐ

櫂未知子『カムイ』

櫂未知子『カムイ』(ふらんす堂)を読了。櫂未知子の第三句集である。俳歴からすれば、三冊目というのは少ないような気もする。櫂未知子の俳句には意外な発見があり歯切れが良い、好きな作家である。

 

一瞬にしてみな遺品雲の峰

 

ああ今日が百日草の一日目

 

風呂敷は布に還りて一葉忌

 

句集『カムイ』より。

 

 

味いちもんめ

ビッグコミックスペリオールの『味いちもんめ』第2巻を読みだしたところ。『味いちもんめ』のシリーズは、最初から読み続けているが、本書の「世界の中の和食」篇からシナリオが花形怜という人に変わった。店の料理人のキャラクターに賑わしい陽性な人物がいないので、いまいち面白くない。主人公の伊橋も親方然として躍動感が薄れてきた感じがする。みんな真面目では漫画としてはつまらないぞ。

 

運ばるる氷の音の夏料理

 

長谷川櫂の句。

歯医者

歯医者に行って歯石取り。歯の奥深くにこびりついているのを掃除してもらう。

一本このあいだ抜いたので、残りの歯は長持ちさせたい。

そういえば、今週号の「釣りバカ日誌」は、スーさんが歯周病で口臭がひどいというのが題材になってました。知らぬうちに手抜きになっていることは、よくあること。

 

歯ぎしりも歯がありてこそ夏の星

 

 

 

瑞浪七夕祭り

瑞浪市の七夕祭りは、4~6日の3日間開催。バサラ踊りが名物である。昨日から交通規制が始まったので、通勤の車は駅前を通れず、駐車場まで迂回していく必要がある。

お祭りができるということはまだ町に活力があるということだろう。瑞浪市の人口も4万人を割ったしまったが大丈夫だろうか。

 

七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ

 

槁本多佳子の句。