缶ビール
わが睡眠に難あり、とわかっているが何ともならぬ。寝つきはわるくないが、昨日は寝そびれ12時をこす。寝酒とばかりに缶ビールを一缶空けて寝る。睡眠不足は必至。
うたかたの世の片隅の缶ビール
伊藤伊那男の句。
救急車
買物を終えて家に帰ってくると、隣家に救急車が止まっている。90才近い高齢のおばあさんに何かあったらしく、担架で車内に運ばれるとサイレンを鳴らして家を離れた。午前中には母を施設に訪問したばかりで、身につまされる。1年前救急車こそ使わなかったが母を病院へ搬送したのも今頃。気が付けば家の周辺は、自分も含めて老人ばかりで、誰が運ばれたって何の不思議もない環境に生きているのである。
ちなみに私は2回救急車に乗せられた経験がある。
健啖のせつなき子規の忌なりけり
岸本尚樹の句。
マッサージ
コンビニ仕様のコッミク「山口六平太」の今月号が出たので、買って読んでいると会社にマッサージ室をつくる話が出ている。サラリーマンと肩こり,腰痛は切っても切れぬ仲。うらやましい話だが、現実に会社に普及しないのは、施術を受けられる時間が限定されてしまうからだろう。私も常にパソコンと数字との突き合わせ仕事なので、肩こりは慢性的になる。ひどくなり我慢できなくなるとマッサージを受けに行く日々である。
休日の海のひろがり藤寝椅子
赤尾恵以の句。