豪雨

九州地方では豪雨、110万人に避難指示が出た。
昨日の夜は、こちらも激しく雨が降った。家の前は川が流れている。浸水することはないが、水嵩をました川の濁流の音がすごい。夜中に音だけ聞いていると怖くなる。3時過ぎに目が覚めたら、もう寝られない。ユーチューブを見ながら朝を迎えてしまった。


五月雨はただ降るものと覚えけり


上島鬼貫の句。

給与奉行

「給与奉行」の社会保険の報告書の作り方の指導をうける。実際の月次変更、賞与報告書をCD ーROM で作成した。データベースの準備が出来ていれば、あっというまに出来てしまう。A I が人の仕事をとっていく訳だ。そして道具はいいものを使うのが一番。


夏山を洗ひ上げたる雨上る


今井つる女の句。

会津東山温泉

久保田万太郎の『流寓抄』に会津東山(三句)を発見。この5月同級生と旅行した時に宿泊しました。我々は、くつろぎ宿「新滝」に滞在。


湯の川のみじか夜あけしながれ疾き


あけ易すや岩つばめとび河鹿鳴き


せきれいの目にもとまらずよ若葉風

老いのゆくえ

人生100年時代とか言われるが、老い方は人さまざま。母が入院し施設暮らしとなって老いも介護も考えざるをえない歳となった。

黒井千次が『老いのゆくえ』という老をテーマにした3冊目の中公新書を出した。帯には「人は自らにふさわしい老い方をするより他にない」とある。当たり前と言えば当たり前であるが、生も老いも個別にあるばかりで、平均像を追いかけても仕方がないのである。85才の「区切り」とこの本は書いているが、健康寿命を超えてからの老いへの対処に関心がある。そこまで長生きするかどうかは、また別の事。

 

竹藪の騒めきあひて五月雨

『BLUE GIANT SUPREME』

石塚真一BLUE GIANT SUPREME』の8巻が発売される。シリーズ累計で530万部突破と帯に書いてある。1巻あたり29万部強はすごい数字、コミックのパワーを感じる。文芸書では今どき10万部を超える本は少ないだろう。これだけの読者を背景にすれば、作者も力が入るというもの。掲載雑誌「ビッグコミック」のストーリーはナンバーファイブのCD発売まできたが.さてどこへ読者を連れていき、どこまで熱狂させてくれるのだろう。

 

白日の天のあるだけ大暑かな

 

児玉仁良の句。

夜の寝室

台風3号の影響か、昨日の夜はよく降った。部屋に昼間の暑さが残るので、窓を開けて換気をこまめにしている。夜は網戸にして開けてあるが、そのまま寝ると風邪をひく。ただでさえ睡眠については難民状態なのに、熱帯夜の季節は身体にこたえる。


夏の宵うすき疲れのさざ波に


平井照敏の句。