2014-02-21から1日間の記事一覧

草間時彦とサラリーマン俳句

さて、草間時彦である。 草間時彦、大正9年東京生。水原秋櫻子、石田波郷に師事した。草間は、昭和26年に製薬会社の三共株式会社に入社、当時31歳。俸給生活者、今ならサラリーマンか、その宮仕えの哀感を俳句に詠んだ。「冬薔薇や賞与劣りし一詩人」「勤めの…