2015-04-30から1日間の記事一覧

虚子探訪(65) 落花

【虚子探訪(65)】 「濡縁にいづくとも無き落花かな」 濡縁にどこからか桜の花びらが二三片舞い落ちてきた。あたりには桜の木は見当たらない。どこから飛んできたのであろう。自句自解では『時間は夕方でも明け方でもいい。その濡縁の落花を見た人の微かな驚…