2015-05-20から1日間の記事一覧

虚子探訪(85) 蛇

【虚子探訪(85)】 「蛇逃げて我を見し眼の草に残る」 大正6年5月13日。発行所例会。16日、坂本四方太、中川四明、日を同じうして逝く。 蛇と遭遇してお互いを見た。蛇は逃げ去ったが、私を見つめていた蛇の眼が、蛇のいた草の上に残像として残された。印象鮮…