2015-08-11から1日間の記事一覧

虚子探訪(168) 双六

【虚子探訪(168)】 「藪の穂の動く秋風見てゐるか」 。 昭和4年10月10日。七宝会。鎌倉浄明寺、たかし庵に於て。 藪の中の穂が風に揺れている。すっかり秋の気配となったなあと感じているのである。 「子供等に双六まけて老の春」 昭和5年1月5日。鎌倉俳句会…