2015-09-02から1日間の記事一覧

虚子探訪(190) 羽抜鳥

【虚子探訪(190)】 「羽抜鳥身を細うしてかけりけり」 昭和6年12月2日。羽の抜けた鶏が、何かに驚き本能的に身を細く引き締め駆けていった。哀れな羽抜鳥。 「鷹の目の佇む人に向はざる」 昭和6年12月11日。東大俳句会。丸ビル集会室。 虚子がどこの鷹の様子…