2018-06-17から1日間の記事一覧

石牟礼道子の俳句

祈るべき天とおもえど天の病む さくらさくらわが不知火はひかり凪 死化粧嫋々として山すすき 季語がないとか、字余りであるとか、そのような批判はこの作者と無縁である。乾坤に石牟礼道子詩語が響き渡るのであって、この人の「一行の力」は日本国内のいわゆ…