多作多捨といえば波田野爽波が思い浮かぶが、爽波の師匠である高浜虚子は、さらにその上をいったらしい。吟行に出かければ、紙を綴じた句帳にちびた鉛筆で、つぎつぎ句を書きつけ、他を圧倒したと伝えられている。俳句はぽっと浮かぶが、次には忘れてしまう…
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