シャクナゲ

我が家の庭に植えてある西洋シャクナゲが満開、赤色の大輪の花が輝くようだ。黒揚羽や花虻がシャクナゲの花によって来て、眺めていて飽きない。 シャクナゲと高校生の娘あり 昔詠んだ俳句。高校生だった娘も今は社会人になり独立して、家にはいない。シャク…

人口減少

27日の中日新聞の一面は、厚労省発表の50年後の日本の人口予想の記事。今より3割減少し8700万人になるとの予想。50年後に生きていることはないだろうが、どんな世の中になっているのだろう。確かに我が家の近隣でも、子供のいる家はほとんどなく、老人…

高田正子

ちょっと仕事がたてこむと、疲れてしまって、ただ寝るだけの人となってしまう。そんな時に読めるのは、俳句本。今は高田正子の『日々季語日和』(コールサック社)を読んでいる。俳句とそれに関連するエッセイの本だが、切れのよい文章でサクサク読んでいけ…

千代の介書店

天気の良い日は、家にじっとしていられない。古本蒐集に胸が騒ぐのだ。ドライブがてら名古屋市の藤が丘駅近くの「千代の介書店」に出かける。10時から16時までの営業、80歳台の店主が、ウナギの寝床のような空間の奥で店番をしてみえる。90歳で閉店予定らし…

『白泉句集』

本日、『白泉句集』が郵送される。たまたまヤフーオークションで見つけ入札したら落とすことができた。あの「戦争が廊下の奥に立ってゐた」の渡辺白泉の自筆句集、書肆林檎屋の限定500部印刷されたうち、私が入手したのは473番である。素晴らしい達筆の俳句…

黒と誠

丸善栄店で書棚に並んだ本から、珍しいものを発見。『黒と誠』、カミムラ晋作という人が描いたマンガ本である。本の雑誌を創った男たちの副タイトルが示すように、目黒考二と椎名誠の本の雑誌草創期の物語が展開する。本のタイトルはながやす巧『愛と誠』の…

陶芸家加藤孝造逝く

陶芸家の加藤孝造氏が17日、心不全のため亡くなった。享年88歳。 志野・瀬戸黒の人間国宝、故・荒川豊蔵に師事し、可児市内に窯を築いて、美濃桃山陶の制作に打ち込んだ。 焼成途中で窯から引き出して急冷し漆黒を引き出す「瀬戸黒」で人間国宝に認定さ…

次は終点

通勤はJR中央線。いつも金山駅で降りるのだが、今朝は鶴舞あたりで眠ってしまい、目をさましたら金山駅を出ていました。乗り過ごしても次は最終の名古屋駅であり、たいした問題ではないものの、あ~あである。折り返し高蔵寺行きに乗り換えて金山駅へ。朝か…

GOOD NIGHT BABY

子供の頃聞いた歌というのは、いつまでも覚えているものらしい。ザ・キング・トーンズの「GOOD NIGHT BABY」もそんな一曲。ヒットしたのが1969年、私は小学五年生。日本製のR&Bのリズム感とハイトーンのボーカルがいつまでも耳に残る。昭和歌謡の最良部分だ…

老いの僥倖

4時に目が覚め、寝られないので曽野綾子『老いの僥倖』(幻冬舎新書)を読み出す。最近は老に関する本を読むことが多くなった。先人は老いをどのように迎え、どのように生きたか関心があり参考にしたい。この本は曽野綾子の著作から、老いに関する文章を抜…

本日快晴

今日は朝から快晴。 庭と隣接する休耕田の草刈りをする。今年も雑草との闘いがはじまった。帰省していた娘が、午前中に帰る時に、天気いいから布団干したらと言われたので実行。 午後からは、ドライブ。新緑の街道を恵那峡の「銀の森」にいき、ピザを4枚購入…

杉浦日向子

起きると雨の音。本日雨天となることは天気予報で知っていたが、さてどうしようと、朝飯を食べながら思案する。とりあえずブックオフにクジの当選結果を見に行くことにした。ついでに、昨日読んだ杉浦日向子の本を漁ろう。杉浦日向子は同い年で親近感もあり…

これ描いて死ね

とよ田みのるの『これ描いて死ね』第3巻が4月12日に発売された。地元の三洋堂書店で購入し一気読み。本作品はマンガ大賞の2023年大賞を受賞した。絵柄が今どきのマンガとは違い、昔の少年漫画のような味わいだが、中身は濃くてマンガ愛に溢れている。伊…

うたたか

あれあれ、気づけば12日。ブログも休みだすと止まらない。人は安易に流れるし、執着心も日毎に薄れていく。薄れに薄れ空気みたいになったら、風になって肉体ごと消え去るのだろうか。取り立てて書くほどのことが毎日起きるわけでもない。怠けた自分に言い…

初勝利

今日の新聞を開くと、私の関心のある人、チームの初勝利が並んでいる。 まずはロッテの佐々木朗希が、6回1安打無失点、11三振で初勝利。 海の向こうでは大谷翔平が初勝利の1勝をあげた。 ドラゴンズも、ようやく本拠地で待望の1勝。はずみをつけてほしい。…

賃上げ

今日は午前中は決算予想を作成。それを踏まえて、午後からは賃上げ案の作成。これだけ物価が上がるなか、賃金の引き上げをしないではすまない。大企業ではないので大幅なベースアップは難しいが、せめて物価上昇率に合わせるくらいのことはしたい。日銀発表…

はつなつみずうみ分光器

短歌のマイブームが継続中。『本の雑誌』で紹介されていた瀬戸夏子の『はつなつみずうみ分光器』(左右社)を読んでいる。この本はサブタイトルが「after2000現代短歌クロニクル」とあるように、2000年以降に出た歌集を軸に、現代短歌の全体が見渡せる労作。…

稲荷神社の地区世話人

私が居住する稲津町には、伏見稲荷の系列である荷機稲荷神社がある。今年から3年間地区世話人に就任、今日は初仕事。世話人は担当仕事があり、私は受付担当になった。荷機稲荷神社では、各地区の講メンバーが月1回参拝する月参講を行なっているので、その…

四月開始

四月が始まる。 月1回受診するクリニックへ行く。調剤薬局で、同年の薬剤師が定年で退職したと知らされる。仕事からリタイアしていく話がこれからは多くなるのだろう。私も9月で65歳になる。いつまで働こうか。 妻とドライブに出かける。美濃市のうだつ…

三月尽

3月も終わりである。もう3カ月過ぎたのかと思う。今年したことと言えば、パソコンとスマホを新しくしたぐらいか。家の片付けも中断している。WBCの野球はよく見たな。最近は、短歌が何回目かのマイブーム。言葉が構築する知らない世界を体験したいという欲…

オールアラウンドユー

『つむじ風、ここにあります』は読了したので、木下龍也の最新歌集『オールアラウンドユー』を読み出す。 はなびらはやさしい地雷踏むたびに胸のあたりがわずかに痛い 波ひとつひとつがぼくのつま先ではるかな旅を終えて崩れる ひっぱってくれるタイプの犬だ…

つむじ風、ここにあります

名古屋ハートセンターを受診し、検査結果を聞く。不整脈は心房細動によるものではないとのこと。処方薬を変えて様子を見ることになった。ジュンク堂に立ち寄り、木下龍也『つむじ風、ここにあります』を買い読み出す。『本の雑誌』の短歌特集で一番名前を見…

北大路翼『流砂譚』

昨日は、採用したアルバイトにドタキャンくらって、一日不愉快だった。40歳近い大人が何の連絡もなしに採用辞退である。就職するしないは本人のことだから何も言わないが、約束を守らず嘘をつき自分勝手を押し通す、いい加減にしろと言いたい。 アマゾンで…

枡野浩一全短歌集

昨日も今日も雨。お天気ならば花見にでも出掛けるのだが、雨は一気にやる気を削いでくれるのだ。9時半に、業者さんが来て新しいパソコンの納品と設定をしてもらう。若い人は設定など自分でしてしまうが、私はどうも苦手で、おまかせしてしまう。自分でやっ…

短歌の春!

月1通うクリニックで、無呼吸症候群の数値が悪化しているとの診断をされる。不整脈でこの1か月不調なのだから仕方ない。帰り道のちくさ正文館で、験直しに本の雑誌と句集を買う。本の雑誌を買うのは久しぶり。買ったのは特集が「短歌の春!」、今マイブーム…

梅沢富美男、句集完成

WBCの野球中継が終わり、久しぶりにプレバトを見る。 本日のお題は、「レトルト」。句集完成にあと1句の梅沢富美男が出した俳句。 湯玉ふつふつ春の厨の砂時計 この句が掲載決定となり、ついに五十句の句集完成。4月7日『一人十色』が発売される。楽しみ…

蕗の薹

昨日は帰宅してからWBC決勝戦の再放送を最後まで見る。結果がわかっているスポーツ放送は、興奮度合いが下るが、見たいものは見たい。世界一の追体験に皆酔いしれたいのだ。気分よく眠りにつく。 翌朝、目覚めると雨模様のお天気。家の前の田んぼの土手に蕗…

WBC サムライ•ジャパン優勝

WBC日本VSアメリカ戦の放送は、午前8時から。仕事のあるサラリーマンは見られません。今日はアルバイト面接もあるし、休む訳にはいかない。昼過ぎに会社に来た銀行担当者から、日本が勝ったと教えてもらう。今回の日本チームは人材も揃っていたし、チームと…

春分の日

春分の日である。もうすぐコートはいらなくなる。祝日だから電車はガラガラ。仕事だが、身体は重く気分は最低、携帯電話がうまく操作できずストレス充満。祝日はネットバンキングができないので、社会保険の仕事を片付け、半日の出勤にして退社する。帰りの…

携帯機種変更

携帯電話を機種変更した。 いままでは、富士通のARROWSを使っていたが、SHARPのAQUOSに変更した。大体は同じだが、微妙に細かな操作が違う。慣れるまでの辛抱だが、結構ストレスがたまる。同じ機種にしておけばよかったか。 携帯を変えて迎へる新年度