オムライス2句 「たいめいけん」と「明治軒」

角川ソフィア文庫『洋食や たいめいけん よもやま噺』購入。

 

たいめいけんといえば、オムライス。映画「たんぽぽ」以来、名物料理となっているタンポポオムライスは、チキンライスの上にのせてあるオムレツを自分で崩し拡げて食べます。大変、美味です。たいめいけん訪問記念に一句つくりました。

 

「たんぽぽの笑い顔なるオムライス」

 

平松洋子の『サンドイッチは銀座で』(文藝春秋)、谷口ジローの漫画がうまそう、に紹介されているオムライスの東西横綱は、東は東京日本橋の「たいめいけん」、西は大阪心斎橋の「明治軒」。気になって仕方なく、休暇を利用して大阪までわざわざ食べに行きました。念願のオムライスを食べた感動を俳句で友人にショートメールし、あげくに角川書店「俳句」に投稿したのでした。披露させていただきます。

 

「オムライススプーンは踊る春立ちぬ」

 

本句は、「俳句」2013年7月号に佳作で掲載。選者は、小島健先生でした。

K女史より携帯句会の投句メールもらう。ありがとう。