ブログ100回到達

阿波野青畝が、『俳句のよろこび』(平成3年、富士見書房)に所集の「私の俳句作法」のなかで以下のように述べている。

「 韻文詩として俳句がある。
韻は余韻またはひびきをいうのである。
小さいものはひびきによって大きくひろがる。無限にひろがるときは長編の散文にも優り得る。私の俳句作法は韻文詩たるひびきをつねに発揮することである。たとえば釣鐘を見よ。あの臍の小部分を力一杯撞いてみるとゴーンと鳴りひびく。その余韻は長くつづく。しかも四方に音波が伝わってまだ聞こえるような感じがやまない。そのような名鐘に似た俳句を悲願したいわけである。」

私も同じ思いで、作句している。


本日で本ブログ100回に到達。アクセス件数も累計1019件となった。
どこまで続けられるか分からないが、がんばってみます。