老躯

【『萩原』以後(5)】

愛知県で一人住まいの義母は、2013年2回入院した。最初は転倒による背骨の骨折、2回目は肺炎。75歳を越えた老人が最も注意しなければならない転倒、肺炎だが、みごとに大当りとなった年であった。


「蜩や歳の重みに骨崩れ」

「部屋独り老躯固まる夜寒かな」

「再入院肺を木枯吹き抜ける」

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