渋柿

【2014年(160)】


「渋柿をたわわに枝の垂れけり」


柿の木は、沢山の実をつける。渋柿では人気もなく、鳥達の食料となる。


「奥津城の文字やかすれし鰯雲


奥津城は墓のこと。木の墓標に記してある文字は、経年劣化しかすれて読めない。


10日、今年最初の名古屋古書会館の古書展(オールデイズ)にいき、俳句関係の古書を買う。
山星書店で『夢の柩 わたしの鷹女』(秦夕美)ゲット。