虚子探訪(124) 野分

【虚子探訪(124)】

 

「我声の吹き飛び聞ゆ野分かな」

 

大正14年10月。自分の声も吹き飛んで聞こえる、強風の荒れ狂う台風の日。

 

「父母の夜長くおはし給ふらん」

 

大正14年10月。「夜長」は秋の季語。父母のことを追想して、夜は静かに更けていく。

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