虚子探訪(194) 草を焼く

【虚子探訪(194)】

 

「ぱつと火になりたる蜘蛛や草を焼く」

 

 蜘蛛が燃え一瞬の炎を上げた。草を焼く風景の一コマ。

 

「我心漸く楽し草を焼く」

 

昭和7年3月24日。丸之内倶楽部俳句会。

だんだんと気分が盛り上がり楽しくなってきたぞ。ただいま草を焼く途中です。