虚子探訪(199)榛名湖

【虚子探訪(199)】

 

「榛名湖のふちのあやめに床几かな」

 

昭和7年7月31日。伊香保に遊び、榛名湖にいたる。

榛名湖の湖岸に咲くアヤメを、床几に座って見学したのだろう。榛名湖の寄せ来る波とそよ風。

 

「落花のむ鯉はしやれもの髭長し」

 

昭和7年9月4日。武蔵野探勝会。南拝島、日吉神社社前。

あはは、ユーモラスな一句でした。