南風(3)

俳句を始めたのは2012年。3年を一区切りとして、自作1000句と、好きな俳句10000句の収集を目標に掲げた。角川「俳句」などに投句、たまには入選することもあった。俳句歴4年目となるが、自分の俳句は暗中模索の状態にある。いまはただ、ひたすら作句するだけ。

 

 

(南風6月号掲載分)

 

春風を分けて電車の走り出す

 

むかうから君が手を振る花杏

 

永き日やときをり止まる古時計