囀り

【2015年俳句(58)】

 

囀りに鴉も低く鳴きにけり

 

鳥たちの囀りがやかましいほど。カラスが俺も仲間に入れてくれと低い声で鳴いた。

  

花薊紫こぼしただ独り

 

アザミの花は紫色。単独で鮮やかに咲く姿は、凜として美しい。

 

 

2015年も本日で終り。携帯句会の締切日、編集して選句メールの準備をしなくては。


大晦日の一句といえば、やっぱり虚子の「去年今年貫く棒の如きもの」が浮かぶ。本ブログを読んでいただいた全ての方に、この1年の感謝をこめて「ありがとう」、心より御礼申し上げます。よいお年をお迎え下さい。🙈🙉🙊