水中花

【2015年俳句(61)】

 

水中花手をさしのべる人のなし

 

水中花は造花を水の中に封入したもの。夏の季語である。松坂慶子が昔「愛の水中花」という歌をヒットさせました。

  

野分過ぐやさしき空に戻りたる

 

台風一過。目に映るものは、皆やさしく。