緑陰

【2015年俳句(64)】

 

緑陰に自転車の列続きけり

 

五月の太陽の光が作る木陰は、緑濃く目にもあざやか。その緑陰の下を、自転車が一列に続き走っていく。

 

絨毯をひろげたるかな蓮華草

 

絨毯をひろげたように、レンゲ草が一面に咲いている。緑がまぶしい。