蝉時雨

【2015年俳句(87)】

 

蝉時雨少し休みてまた鳴けり

 

蝉の鳴き声が止んだ。休憩が終ると、また鳴き出した。生き物は皆同じ、休むことも生きること。

 

暑き日の撒く水すぐに乾きけり

 

涼を得るため水をまいたが、あまりに暑いのですぐに地面は乾いてしまう。