冬波

【2015年俳句(152)】

 

点滅をせざる寒星仰ぎ見る

 

冬の天に暉く星たちは、点滅することなく輝き続ける。自分もそうありたいと思う。

 

冬波の背丈をこえて上がりけり

 

同年で福井県の三国へ蟹を食べに旅行した。曇り空の日本海は荒れ模様、波は背丈以上の高さで打ち寄せていた。