端居

「端居」は夏の季語。室内の暑さを避けて、縁先や風通しの良い端近に座を占め涼をとることをいう。縁側というものは、最近の住宅から消えた。バルコニーがあるくらいか。クーラーはよく冷えるが、風情はないなあ。

 

端居して濁世なかなかおもしろや

 

阿波野青畝の句。