秦夕美

名古屋古書会館の古書展へでかけ、俳句の古本を何冊か購入。

その中の1冊である秦夕美の『夢香志』(邑書林、1996年)は、亡き夫に捧げた百句の句集。昭和13年生まれの著者は、21歳で学生結婚したとある。妻にここまで思われたなら、ご主人も本望であろう。

 

手鏡に夫の影さす青嵐

 

句集『夢香志』より一句。