丸谷才一

丸谷才一の『七十句』(立風書房、1995年)を手に入れた。アマゾンで偶然見つけたこの本は、丸谷才一古稀の記念に自作の俳句七十句を選び本にしたもの。何という贅沢、うらやましい。帯には、「前衛にあらず月並にあらず 誠よりは風懐を重んじ 齷齪(あくせく)と美を求めずして滑稽に遊ぶ」とある。ゆっくり拝見します。

 

りんりんと水音たかし春の坂

 

句集の最初の句。