春浅し

立春がすぎ暦の上では春であるが、まだまだ寒く木々が芽吹くには間がある、春の準備段階といったところ。

散歩道の林の斜面が伐採されて寒々とした風情となる。栗の木も切られてしまった。雪などで倒木が電線に懸らないようにするためだろうが、ちょっと淋しい。

松山の土産に買ってきたタルトも最後の一切れを食べてしまった。新しい楽しみを探さなくては。

 

木の間とぶ雲の早さや春浅き

 

三好達治の句。