稀勢の里優勝

稀勢の里ガ優勝した。日馬富士に破れ負傷し休場かと言われた時、正直言えば「終わった、なんと運のない」と思った。念願の横綱にようやくなり、さあここからというところに負傷とはと、運命の残酷さを感じたのである。翌日は出場はしたものの連敗。優勝するためには千秋楽で2連勝が必要だった。この逆境を跳ね返し、新横綱優勝の22年ぶりの快挙を成し遂げる。心から拍手をおくりたい。

 

人はみななにかにはげみ初桜

 

深見けん二の句。