3月のライオン 後編

映画『3月のライオン 後編』を見る。マンガと映画は別物と再確認した。映画として盛り上げとハッピーエンドが必要なのはわかるが、主人公がただ馬鹿にしか見えない改悪のストーリー。対局シーンばかり多く、肝心要のエピソードのまとめ方が浅いので事情はわかっても、主人公の成長を描くことにつながっていない。主人公零が将棋に勝つことなど重要ではなく、原作の雰囲気は失われて残念でした。


青春のすぎにしこゝろ苺喰ふ

水原秋櫻子の句。