鵜飼

11日から今年も長良川鵜飼が始まった。船頭の交通事故で5艘だった船が、再び6艘に復活したことは慶賀。1300年以上続く長良川鵜飼はの鵜匠は、宮内庁式部職の国家公務員というと、他県人にはびっくりして聞いてもらえる。古式な漁法を守り続けるとしたら、それが最善の方法だろう。篝火の中で鵜匠が鵜をさばき鮎をとる様子は幽玄な世界であり、一度は見る価値がある。

 

篝火を揺らしつ下る鵜飼舟

夏の闇ほうほうと鵜匠呼ぶ

鵜の首が浮きつ沈みつ長良川

鵜篝や火の粉川面に吸ひ込まる