2017-06-06 せせらぎ 一本の川が流れている。小川のせせらぎは間断なく続く。 わが家の前には小さな川があり萩原川へ入り、小里川へ流れ込み、土岐川へ合流する。 川の流れる音は夜の寝室にも常に聞こえ、睡眠剤のように身体を流れていく。 自分にとっては当たり前の日常であるが、川の流れとともに生きるそんな人は少ないか。方丈記が好きなのは、幼少より川に親しんだせいなのかもしれない。 麦秋のやさしき野川渡りけり 石塚友二の句。