光彩抄・転載

『南風』7月号の「光彩抄」の転載です。先月に続き今月も前田照子さんのコメントをいただきました。「光彩抄」は津田恵理子選の「南風集」のうち3句蘭の句にコメントしたもの。

 

梅林にしばしとどまる日差しかな

 

十分な日差しを受けている梅林。散策中の作者は、その色や香を満喫している。「しばしとどまる」にはいつまでもとどまってほしいという作者の思いも込められているようだ。