五慾

日短し五慾のうちの四慾枯れ

 

飯田龍太、昭和54年の還暦前の作品。「色・声・香・味・触」が仏教用語の五欲である。最後に残ったものは何だったのだろう。欲望が衰微していくことは生命エネルギーの衰えではないか。最後に残るのは、「死にたくない」という生存慾かもしれない。