滋酔郎俳句館

江国滋の『滋酔郎俳句館』(朝日文庫)を読了。元本は1986年の発刊である。この本では、PL学園の清原少年であるが、今やPL学園に野球部無く、野球選手を引退した清原は覚せい剤使用で逮捕された。作者の江国氏は、癌で闘病することになろうとはこの時点ではわかるはずもない。明日の事は誰も知らない。わかっては人生面白くない。

 

いやまつたくあつといふまに日記果つ

 

滋酔郎の句。本書の掉尾に掲載されている。