2017-09-25 秋分エトセトラ 白鷺が一羽、稲刈りが済んだ田に降り立ち、あたりを見回している。群にはぐれて仲間の姿を探しているのか。赤蛇が蛙をくわえて庭の真ん中に。朝食を手に入れたよろこび。蜥蜴の骸に、蟻が集合。獲物はあまりに大きい。農機具庫に一輪車をとりにいったら、子猫が二匹あわてて隠れた。いつの間にかネグラにしているようだ。蝉鳴く声がまだ聞こえる。一日が淡々と過ぎていく。 嶺聳ちて秋分の闇に入る 飯田龍太の句。