日短

「日短(ひみじか)」という季語がある。冬の日暮れの早い様子をあらわした季語である。冬至の頃が一日が一番短く、過ぎ行く時間の速さが気ぜわしい。俳句初心者の頃に「ひみじか」で4音しかないと思っていたが、読むときに「ひいみじか」で5音の取り扱いがされていると知った。

 

すこしづゝ用事が残り日短

 

下田実花の句。

 

さようならまた遊ぼうね日短

 

子供の挨拶をそのまま使った私の句。