健康

「鼓腹撃壌」という言葉がある。よく治められた太平の世には政治を意識することもない。健康も又然り。五体健やかなるときは、健康の文字さえ頭に浮かばない。調子が悪くなって初めて、対象の器官を意識するようになる。

ということで、本屋の書棚に面陳されていた『血圧と心臓が気になる人のための本』(古川哲史、新潮新書)を思わず買ってしまいました。まさに私の事を指さしている様なタイトル。血圧の本もたくさん読んだ気がするなあ。本を読んで血圧が下がればいいけどね。でも最近はそんなに数値は高くない。

 

冬晴や不生不滅の碧き空

 

秋山朔太郎の句。