書と俳句

俳句仲間が、自分の句集から15句選び、それを書家が揮毫した作品の展示会「夢ふたつ展」(俳句:荻野三起、書:伊藤柳香)を見に行く。会場は、名古屋市今池のメイン通リからはすこし外れた「ギャラリ想」という処。俳句は句会や句集ですでに目を通しているので初見ではないが、あらためて書にして展示されている作品をみると、また違った輝きがある。俳句から受けたイメージをふくらませて文字のタッチやレイアウトが変化していく。俳句は短冊か色紙に縦書きのイメージだったが、固定観念を崩していただき楽しい経験でした。

 

せせらぎや駈けだしさうに土筆生ふ

 

秋元不死男の句。