馬酔木

朝の散歩の折り返し点には、馬酔木の大きな木があり、今が花の盛り。白い壺状の花がいくつも垂れさがり美しい。馬酔木の名は、馬が葉を食べると毒に当たって、酔ったようになり足が止まってしまう木ということらしい。山に自生する馬酔木の花は白色だが、園芸種にはピンク色もあり、我が家の庭にある馬酔木もピンク色の花が満開。馬酔木は、日本原産の樹木であり、万葉集の昔から日本人に愛され詩歌に詠まれてきた。

 

月よりもくらきともしび花馬酔木

 

山口青邨の句。