桜吹雪

会社の近くの小学校の桜も満開、すでに散り始めている。枝に名前は知らないが小鳥が二羽、桜の花の中にたたずんでいたが、しばらくすると飛び立っていた。すると枝の振動で、桜が吹雪くように空に舞った。
桜が散る景色に感じる情趣こそ、日本人が「もののあはれ」として伝承してきたものだろう。散る桜を眺めて飽かず、無心に立って見ていた。



花吹雪小鳥は空へ飛び立ちぬ