虚子五句集

入院した母の付添をしながら、岩波文庫で虚子『虚子五句集(下)』を読む。

「六百五十句」「七百五十句」を読了。

虚子の句を読むとその奔放さに驚く。肩ひじを張ることもないが、俗に完全に落ちることもない。「眼中のもの皆俳句」といった男のすごさ。

 

永き日のわれ等が為の観世音

 

鎌倉の長谷観音にある虚子の句。


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