『看る力』

阿川泰子・大塚宣夫の対談本『看る力 アガワ流介護入門』(文春新書)を読了。たいへん面白く読みました。目からうろこの話が満載。いかにすりこまれた固定観念で物事をみているかと愕然とする。自分の親が介護認定を受けるようになたので、介護のことも意識するようになった。切羽詰まらないと人間は動かない生き物であるのも、また事実。介護も親のこととと思っているうちに、自分自身のことになるのだろう。できるならボケたくはない、適当なところでピンピンコロリが最大の望み。

 

大丈夫みんな死ねます鉦叩        

 

高橋悦子の句。