森博嗣

一時期、森博嗣にはまっていた。小説ではなくエッセイが好きで、手当たり次第に買って読んだ。 
講談社文庫で『月夜のサラサーテ』が出たので読んでみる。14章の「お店とは、いらないものが沢山並んでいる場所だ。」に頭をガツンと叩かれた気分、文章の結びが、「客にとって、ほとんどの商品はいらないものなのである。」なるほどと一人納得。


こころにも北窓のあり塞ぐべし


片山由美子の句。