藤の花

桜の時季が過ぎると、次は藤の紫色の花が目を楽しませてくれる。家の前の林に山藤が咲いているのを発見。散歩のコースにある廃屋には、藤がかぶさるように絡みつき花を咲かせている。藤には、右巻きと左巻きがあり、右巻きが「フジ」「ノダフジ」と呼ばれ、左巻きが「ヤマフジ」「ノフジ」と呼ばれている。クドウの一字は「藤」であるから、よけいに親近感がわくのだろうか。

 

草臥れて宿かるころや藤の花

 

松尾芭蕉の句。