書棚を金具で補強して本を収納し終り、やっと部屋を片付けることができた。
『現代俳句の鑑賞事典』(東京堂出版、2010年初版)が出てきた。宇多喜代子、黒田杏子の監修で赤尾兜子から渡邊白泉まで159人の俳人の句が鑑賞されていて、とてもいい本だと思う。俳句を始めた頃にアマゾンで購入したが、なんと阿波野青畝の頁が切り取られていて、結局タダにしてもらった思い出がある。おかげで本にふだんはしないが、しっかり書き込みして勉強しました。定価2800円だから、すごく得した気分。
そんなことも、過去の思い出となりましたが、俳句は上達しないね。
遠くまで行く秋風とすこし行く
矢島渚男の句。