御見舞

叔父の初盆の集まりで、叔母が入院をしていると聞き午後から江南市まで見舞いに行く。13日に道路を自転車で横断しようとして転倒、大腿骨を骨折して運びこまれたとのこと。

叔母は母と同級生で今年84才。身動きとれなくなって、寝ているしか仕方がない。立って歩くなど当たり前すぎてふだん意識もしないが、それができなくなって本当にありがたさや価値を知るのである。うだるような暑さのなか、病院からの帰り道埒もないことを思った。

 

足音のすずしき朝や胡麻の花

 

松村蒼石の句。