朝風呂

日本人ほど風呂好きな民族は他にないのでは。日本の国土が森林、水量ともに豊富で、湯をわかすのに困らなかったのが大きな理由だろうし、各地に温泉が湧き出て、湯につかる快楽が広く伝わったということもあるだろう。基本的に風呂は毎日入るのだが、入りそびれた時は朝風呂をわかす。今はスイッチ一つで風呂がわかせる。便利な世の中なのだ。子供の頃に風呂をわかすとなれば、浴槽に水を入れ、薪をくべて火加減を調節していた。風呂だけでも昔の王侯貴族よりも贅沢をしているの現代社会である。


楽しみは鳥の囀りBGMに朝一番の風呂つかる時


わか独楽吟、一首。