最高の読み物

この世で最も気持ちよく読めて楽しめる読み物は何か。
それは自分で作ったアンソロジーである。仕事ではなく、あくまでも自分本位に選句した俳句アンソロジー。自分が好きな句だけが並んでいるのだから、これ以上の気持ちよく読める読み物はない。
俳句を始めた頃、好きな句や気になる句を1万句パソコンに入力していった。今でも読み返すと楽しい。
かつて斎藤愼爾は、河出書房新社で8巻の俳句アンソロジーを編集出版したが、楽しい仕事だっただろうなと思う。


雨あがり蝉鳴く声の多重奏